バイオリニストの廣津留すみれさんは、アメリカのハーバード大学に現役合格しています。
公立高校から、塾にも通わず、お金もかけずに合格したそうです。
その勉強法には母親の教育が深くかかわっているそうです。
今回は、その勉強法や母親の教育、すみれさんの受験方法などについてお伝えします。
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廣津留すみれプロフィール
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名前:廣津留(ひろつる)すみれ
生年月日:1993年9月生まれ(27歳、2020年時点)
出身地:大分県
出身中学校:大分市立上野ヶ丘中学校
出身高校:大分県立大分上野高等学校
出身大学:ハーバード大学、ジュリアード音楽院(修士号)
職業:バイオリニスト
受賞歴:IBLA国際コンクール・グランプリ優勝
バイオリニストの廣津留すみれさんは、現在27歳。
海外への留学経験もなく、塾にも行かず、日本の公立高校からアメリカのハーバード大学に現役合格したことで話題となっています。
なんと2歳の時には英語の絵本を母親に読み聞かせ、4歳の時に「英検三級」に合格、8歳の時に「英検二級」に合格しているそうです。
小中高は大分県の公立の学校を卒業していますが、一度も塾には行かず、模試も受けたことがないそう。
廣津留すみれさんは、高2の3学期に、突然ハーバード受験を思い立ったそうです。
ハーバードでは、音楽理論を中心とした「音楽」を専攻、副専攻は「国際保健」で、なんと首席で卒業したそう。
卒業後は世界最高峰の音楽大学と言われる、ジュリアード音楽院へ進学し、バイオリンを専攻し修士号を取得。
卒業時に2名だけに与えられるという最優秀賞を受賞しました。
現在はバイオリニストとして演奏会や、自身の留学経験を基にした講演活動などを行っているそうです。
廣津留すみれの勉強法とは?
To Do リスト作成
廣津留すみれさんは子供のころから、毎日やることを書き出してTO DOリストを作成しているそうです。
それを一つずつ終わらせることで、達成感が得られると言っています。
子供の頃のこの習慣が学力アップにもつながり、ハーバードに合格するために欠かせなかった習慣だったそうです。
「これ忘れないようにしなきゃって思っているだけで、頭の中のスペースを食っちゃうので、書き出しちゃう。全部チェックして捨てるっていうのが快感で、達成感がちゃんと目に見えてある。」
「時間とか学力とかって、多分スタートのポイントは万人同じだと思うんですけど、それをいかに人よりもスピード速く人よりも効率良く出来るかっていうのに集中してきたというか、あくまでも私がやっていたのは目の前のことを効率的にこなすだけ」
この習慣は、母親の廣津留真理(ひろつるまり)さんからきているそうです。
娘の可能性を引き出してあげたいと思い、妊娠中に育児本を 200冊読破し、赤ちゃんの頃から独自の教育法を実践されたそうです。
中でも特に、小さいうちから時間管理の習慣をつけさせることが大切だと言っています。
そのために、To Do リストの活用が有効だそうです。
【廣津留すみれの英検受験前TO DOリスト】
1)単語暗記 5分
2)短文 5分
3)会話 5分
4)長文読解 1本目 5分
5)長文読解 2本目 5分
6)長文読解 3本目 5分
7)リスニング 5分
8)ライティング文章暗記 5分
9)ライティング下書き 5分
10)ライティング清書 5分
11)スピーチ練習 5分
12)スピーチ発表 5分引用:https://gendai.media/articles/-/112213?page=2
「あれもこれもしなきゃいけない」と頭で考えると脳へのストレスになるため、複数のタスクを見える化し、優先的にやるべきことをはっきりさせるとストレスが減らせるとのこと。
真理さんによると、TO DOリストの活用で得られる効果が5つあるそうです。
① 時間管理が上手になる
② 脳内整理力とメタ認知能力が身につく
③ 達成感と自己肯定感が得られる
④ 「しつけ」をしなくても親の悩みが解決する
⑤自分の得意と個性が伸ばせる
引用元:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56020?page=2
真理さん自身が、すみれさんが赤ちゃんの時から家庭学習タスク(散歩や読書も含めて)をリストアップし、手帳に書き込んではチェックしていたそうです。
それを見たすみれさんも楽しそうだと思い、自分でも作ってタスクをこなすようになったそう。
達成感を得られることで前向きな「自己肯定感」を養成することができたと言っています。
また、ハーバードでは、時間管理が重要だと言っています。
ハーバード生を観察していて思うのは、とにかくみんな時間管理が上手だということ。彼らはまず、与えられた課題は締め切り当日に取り組みます。それは、締め切りギリギリでも仕上げられる、という自信があるから。子どもの頃から、多くのタスクに同時並行して取り組みながら培ってきたスキルがあるのです。
ハーバードに入学するような学生は、小さいときから5教科以外に音楽やスポーツなどの分野で自分の得意を伸ばし、ボランティアやインターンシップといった課外活動を積極的に行っています。やるべきタスクは膨大ですから、時間管理が上手な人=ハーバード生なのです。引用元:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56020
英語学習法
母親の真理さんは、大分で子供向けの英語教室をされています。
英語に関してはとにかく音読をさせ、書き取りや文法はいっさい教えなかったそうです。
自宅に海外の方を招いてはパーティをしていたそうで、すみれさんも子供の頃は「公用語が英語だと思っていた」そうです。
◆英語はとにかく音読させる
◆自宅をイベント会場として使う
子供の頃から英語に囲まれて育ったようですね。
母親の真理さんは、「成功する家庭教育 最強の教科書 世界基準の子どもを育てる 」という本も出されています。
廣津留すみれの学費やハーバード受験費用は?
小中高の学費
廣津留すみれさんの通っていた中学校は、大分県にある「大分市立上野ヶ丘中学校」で、高校は、「大分県立大分上野高等学校」だそうです。
廣津留すみれさんの母親によると、「小中高の12年間でかかった学費はたった50万円」とのこと。
受験対策と試験の費用
ハーバードの面接も、自宅の部屋からスカイプで受験したため、渡航費用もかかっていないそうです。
受験も全てオンラインで受けられるとのこと。
廣津留すみれさんの母親によると、ハーバードの受験費用は全部で「7万円」だったそう。
受験勉強は、高2の3学期に突然ハーバード受験を思い立った娘が、それからのわずか10ヵ月で、海外大学受験対策塾なども行かずにすべて自分一人で行っています。
①SATというアメリカのセンター試験用の本と、SAT受験料で2万円強。
②英語の試験TOEFL代金2回分4万円強。
③ハーバード大学の受験費用が9千円程度。しめて約 7万円です。
ハーバード大学受験は、アメリカに行かずに、すべてオンラインです。面接もスカイプです。たとえばもし東京の私立大学を何校か受験していたら、受験料だけで10万円以上かかっていたでしょうし、我が家は大分ですから往復の交通費や滞在費をプラスすると、かなりの額になっていたでしょう。
引用元:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56020?page=4
廣津留すみれの母親の英語教室はどこ?
母親の真理さんは、家庭内での学習指導経験を踏まえて、独自の「ひろつるメソッド」を確立。
大分県で子供向けの「ディリーゴ英語教室」を開いていて、外国人を含む約30人の講師が在籍し、オンライン教室も行っているそう。
その英語教室では、小学校低学年の子供に大学入試レベルの英語に触れさせたり、ABCの書き取りや文法を教えないそうです。
たった週1回75分のレッスンを1年受けただけで、英語学習経験ゼロだった小学生が、英検3~2級に合格するという例が続出しているとのこと。
オンラインコースでは日本だけでなく海外からも受講生が学んでいるとのこと。
「ディリーゴ英語教室」の詳細はこちら↓
英語教室や県内外のセミナーを開き、教え子は1万人以上で、東京大学や難関医学部合格など実績を上げているそうです。
まとめ
今回は、バイオリニストの廣津留すみれさんについて、経歴や習慣、母親の教育方法や英語教室についてお伝えしました。
塾なし留学なしで、公立高校からハーバード現役合格、首席で卒業とは驚きましたね。
母親の廣津留真理さんの英語教室は、オンラインでも行っているため大盛況だそうです。