東京五輪内定選手であるサーファーの前田マヒナ選手。
柔術のインストラクター資格を持っているそうです。
今回は、前田マヒナ選手が子供時代からサーフィンで活躍し、どのように柔術と出会ったのかお伝えします!
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前田マヒナの子供時代の活躍
前田マヒナ選手はハワイのノースショア出身で、 1998年2月15日生まれの23歳。(2021年時点)
地元のサンセットビーチで4歳の頃から波で遊び、6歳でサーフィンを始めました。
ノースショアという環境で育ったことは、サーフィンをやる上でラッキーだと思っているそう。
ですが、親がとても厳しく、サーフィンの練習のために遊べなかったことで、常に心の葛藤があったそうです。
正直、友達と遊びに行くとか、学校の行事に参加するとか、そういう子供時代にしか楽しめないことってあるじゃないですか。それを諦めなければならないのは大変なことでした。
厳しい練習の甲斐あって、10歳の時には地元のキッズコンテストで優勝。
それをきっかけに「世界一になりたい」と思い、プロサーファーを目指します。
そして2013年の15歳のときに、世界ジュニア選手権で優勝。
16歳では同大会で再び優勝し、更に世界プロサーフィン連盟(WSL)のジュニアタイトルも獲得。
ジュニアでトップになりました。
出典元:2020.yahoo.co.jp
恵まれた環境で育った前田選手ですが、厳しい練習を続けてここまできたようですね。
ところがこの後、成績が伸び悩んでしまったことからスランプに入ってしまいます。
前野マヒナが柔術のインストラクターになった理由は?
子供の頃から順調に見えた前田選手ですが、17歳から19歳の間に成績が落ちてしまいスランプに入ってしまったそう。
家を出て一人暮らしをし、一旦サーフィンとは離れることにしたそうです。
そんな時にヨガと武術を組み合わせたブラジリアン柔術に出会い、柔術のインストラクター資格を取得。
出典元:mahina maeda Instagram
そこで出会った師匠キッド・ペリグロさんに精神を支えられ、2018年の20歳の時にサーフィンに復帰します。
「キッドさんは私のいい時も悪い時も全て見てきて、決して試合にでるように勧めたりしなかったけど、うまくこの道に戻ってくるよう導かれたと思います。1年試合に出ないって言っていたのに、結局半年で復帰しました。私にとってのキッドさんは師匠、友達、コーチ、メンター、お父さん、おじいさん……とさまざまな肩書があるんです」
引用元:https://2020.yahoo.co.jp/column/detail/202011270003-spnavi
キッドさんとの出会いで、マヒナ選手は半年でサーフィンに復活することが出来ました。
今ではサーフィン仲間にもヨガと柔術を組み合わせた陸トレーニングのレクチャーを行っています。
復活後は、2020年に「第2回ジャパンオープン」で優勝。
2021年、ISAワールドサーフィンゲームスに出場し、東京2020オリンピックの出場枠を獲得。
オリンピック最終予選を兼ねたワールドゲームスエルサルバドル戦にて8位入賞となり、東京五輪出場への切符を手にしました。
前田マヒナ・プロフィール
生年月日: 1998年2月15日(23歳)
出身:ハワイ・オアフ島ノースショア
身長: 162 cm (5 ft 4 in)
体重: 58 kg (128 lb)
まとめ
今回はサーフィンの日本代表、前田マヒナ選手の柔術との出会いについてお伝えしました。
子供の頃から友人とも遊ばず、厳しい練習をしてきたマヒナ選手。
16歳でジュニアのトップにまで上り詰めます。
その後スランプに入りますが、ブラジリアン柔術の師匠に出会って精神的に支えられ、半年後に復活。
柔術のインストラクターの資格も取り、今では教室なども開いているようです。
前田マヒナ選手の今後の活躍も応援していきたいと思います!