スケートボード女子日本代表の四十住さくら選手。
家族は娘を支えるために、破産寸前までサポートしてきたといいます。
四十住さくら選手の家族はどういった経緯でここまできたのでしょうか。
今回は「四十住さくらの実家はお金持ち？実は破産寸前まで娘をサポートしていた！」といった内容でお伝えします！
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四十住さくらの実家はお金持ちなの？
女子スケートボードのパークで世界ランキング2位の四十住さくら選手。
2002年3月15日生まれの19歳です。（2021年時点）
出身は和歌山県で、家の庭に特設のスケボーコースがあるそう。
このスケボーコースは、娘のために両親が総額約180万円をかけて作ったといわれています。
短い斜面や段差、そしてハーフパイプのシンプルな木製のコース。四十住はここで兄と共にスケートボードに熱中し、技を磨いてきた。
「すごく大事な場所です。原点ですね。」
引用元：https://www3.nhk.or.jp/sports/story/715/
出典元：https://www3.nhk.or.jp/sports/story/715/
何とも裕福な家庭でうらやましい、と思ってしまいますが、実際はそうではなかったようです。
四十住さくらの両親は破産寸前まで娘をサポート！？
四十住選手を支えるために、両親は金銭的にかなり苦労してきたといいます。
スケボーはまだやる場所が限られているため、学校が終わると、母親の送迎で県外の練習場まで毎日通っていたそう。
夜10時過ぎまで練習し、深夜1時に帰宅、往復３時間や5時間かけて神戸や三重県まで行っていたといいます。
大会に遠征することもあり、年間の走行距離は約5万キロだったといいます。
ガソリン代と高速代は月17万円になることもあったそう。
遠征時にはホテル代を浮かせるために、車中泊は当たり前だったそうです。
海外への遠征費も自腹で出していたため、家計は苦しかったとのこと。
住宅ローン返済のための貯蓄、学資保険を取り崩して遠征費に充てていたそうです。
それでも母親の清美さんは、こう語っています。
お金も時間もかかるけど、すべては本人の夢のため。彼女が戦っている姿を見ると、こっちも中途半端にはなれない。すべてをかけてやり切れば、結果が出なくても最後に「満足」が残ると思う。だから不安はないです。
娘の夢を叶えるために、全面的にサポートしてきました。
反対していた父親は、スケボーを辞めさせるために四十住選手には無理だと思われるメニューを提示。
「それを毎日全部こなしたら続けてもいい」と提案したそう。
完全に「意地悪なメニュー」だったそうですが、四十住選手は全てこなしていたそうです。
そこで、「やるからには日本一を目指そう」ということになり、父親も認めてくれたといいます。
さくらの夢がかなうか、うちが破産するか、どっちかに賭けてもいいか
と母親は、四十住選手の兄・麗以八さんに聞いたところ「いいんちゃうか。」と返ってきたそう。
いよいよ家計が限界になり父親は借金まで覚悟。
そんな生活が四十住選手の高校の途中まで続いていました。
もうこれが最後、と思って出た2017年11月の大会で見事3位に入り、賞金38万円を獲得できたことで借金を免れたといいます。
それほどまでに金銭的に追い詰められていたようです。
その後、地元の輸入時計店の方が、「五輪を目指す子供に協力したい」と海外の渡航費などをサポートしてくれることになったのだそう。
母親の清美さんは、本当にありがたいです、と語っています。
四十住さくらのプライベートパークが完成！
四十住さくらさんは高校生の途中である2017年頃から、世界選手権などの大きな大会で次々と好成績を残すようになります。
❖2018年日本選手権優勝
❖2018年アジア大会金メダル
❖2018年世界選手権優勝
❖2018年X Games Minneapolis 銅メダル
その後も数々の大会で活躍し、東京五輪の代表にも選ばれました。
家の近くにスケートパークがないという四十住選手のために、なんとプライベートパークが建てられたといいます。
和歌山県岩出市に、地元の企業がスポンサーとなり建設され、2021年11月10日に報道陣に公開されました。
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もうこれで、遠くの練習場まで行かなくてよくなりましたね！
まとめ
今回は「四十住さくらの実家はお金持ち？実は破産寸前まで娘をサポートしていた！」といった内容でお伝えしました。
家族一丸となって四十住選手を応援し、日本一を目指してきました。
家計は苦しかったものの、今では世界ランク２位。
これからの四十住さくら選手の活躍も楽しみですね！
