全日本女子バレー代表メンバーである鍋谷友理枝選手がゴーグルを装着しています。
鍋谷友理枝選手がゴーグルを装着している理由は病気を診断されたためだそうです。
いつからどんな病気で装着しているのでしょうか?
またゴーグルのメーカーどこなのでしょうか?
Contents
鍋谷友理枝のゴーグルの理由は病気?
女子バレーの鍋谷友理枝選手が試合でゴーグルを装着しています。
鍋谷選手は練習中にスパイクが顔に当たったことで怪我をして、目の病気を診断されました。
それはどんな病気だったのでしょうか?
怪我は2019年の4月の練習中で、右目の眼球内から出血したそうです。
その際に全治1ヶ月の「網膜振盪症」と診断されました。
網膜振盪症とは、眼球打撲による傷害で、眼の奥の網膜が乳白色に混濁する病態です。打撲の具合により周辺の網膜や、中心部分の網膜が混濁します。周辺の網膜が傷害されても視力予後は良好ですが、中心の網膜が傷むと視力低下をきたす場合があります。
引用元:Medical Note
鍋谷友理枝選手は、怪我から2か月後の2019年6月から行われた「ネーションズリーグ」より、医師の薦めでゴーグルを装着して試合に出ています。
女子選手のスパイクは、時速が110km前後といわれているので、すごい衝撃であったことが分かりますね。
ちなみに男子選手のスパイクは時速150km前後だそうです。
「網膜振盪症」は強い打撲だった場合、「網膜打撲壊死」という病態を生じるそうです。
「網膜打撲壊死の場合は強い視力低下や、視野狭窄を生じる」ということなので、注意が必要です。
網膜振盪症自体は自然軽快します。しかし、強い打撲だった場合、網膜振盪症よりもひどい網膜打撲壊死という病態を生じます。両者は検査上ではよく似た病態ですが、網膜打撲壊死の場合は強い視力低下や、視野狭窄を生じます。また眼球を打撲した際は眼の中に出血を生じたり、黄斑円孔おうはんえんこうという網膜の中心に穴が開く病態を生じることがあります。
引用元:Medical Note
鍋谷友理枝選手は、全治1か月と診断されたものの、これ以上の衝撃を受けない為にも眼をガードされていると思われます。
今でも正直な所、恐怖心は消えません。
ですが、このアイガードのおかげでわたしは今全力でプレーができています✨
バレーボールだけではなく、目に不安を抱えている全ての皆様の選択肢の1つとなることができたら嬉しいです!#デンソーエアリービーズ #アイガード #ゴーグル #バレーボール https://t.co/saRlobj0AJ pic.twitter.com/sEzwLw7qw1— 鍋谷友理枝 (@Gyu_38) May 13, 2020
今でも正直な所、恐怖心は消えません。
ですが、このアイガードのおかげでわたしは今全力でプレーができています
バレーボールだけではなく、目に不安を抱えている全ての皆様の選択肢の1つとなることができたら嬉しいです
鍋谷友理枝選手は今でも恐怖心が消えないとのこと。
眼球内から出血ということで、とても怖い思いをされたと思います。
アスリートの強い精神と、その眼を守ってくれるというアイガードのおかげで、バレーボールを続けていられるようですね。
鍋谷友理枝が装着しているゴーグルのメーカーは?
鍋谷友理枝選手のゴーグルのメーカーは「SWANS」という日本の会社で、「Guardian-Fit」というモデルです。
激しい動きをするアスリートの眼をガードするために開発されたそう。
日本人の頭部形状データを基に設計されたジャパンフィットモデルで、160km/hの野球硬球を2mの至近距離で衝突させてもレンズがフレームから外れないそうです。
❖160km/hの野球硬球を2mの至近距離で衝突させてもレンズがフレームから外れない
❖日本人の頭部形状データを基に設計されたジャパンフィットモデル採用
❖激しい動きにもブレずにアスリートの眼を護る
❖米Carbon社製3Dプリンタでしか実現できない構造設計
Guardian-Fit Focusは、SサイズとMサイズがあり、値段は77,000 円(税込)で、度付きもあります。(2021年6月時点)
関連商品である「度付き アイガード」については、30,800円(税込)から販売されていて、カラーも色々と選べるようです。(2021年6月時点)
メーカーのWEBサイトに色々と種類がありますので、気になった方はご確認くださいね。
鍋谷友理枝プロフィール
生年月日: 1993年12月15日(27歳)
出身地: 神奈川県川崎市、東京都大田区育ち
身長: 176cm
体重: 55kg
所属: デンソー・エアリービーズ
愛称: レイ
ポジション: WS
指高: 224cm
利き手: 右
スパイク: 302cm
ブロック: 288cm
出身校: 東九州龍谷高校(大分県)
鍋谷友理枝選手は東京育ちですが、高校はバレーの名門、大分の東九州龍谷高校に進学しています。
高3年の時は主将として第64回全日本バレーボール高等学校選手権大会優勝、自らも最優秀選手賞を獲得しています。
2011年にデンソー・エアリービーズに入団、2012年9月、第3回アジアカップ女子大会の日本代表メンバーに選出。
2013年10月の第1回世界U23女子バレーボール選手権に日本代表として出場し、銅メダル獲得しています。
また、2016年にはリオデジャネイロ五輪に出場しています。
まとめ
今回は、鍋谷友理枝選手の怪我や病気、また装着しているゴーグルのメーカーについてお伝えしました。
今後の鍋谷友理枝選手の活躍も応援していきたいと思います!
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